ウェブレピュテーション
データとデジタルによる価値創造サービス領域:デジタルトランスフォーメーション_データとデジタル戦略

案件サマリー

SNSを顧客体験差別化のための機会と捉えた当該製薬企業において、データとデジタルを活用した価値創造の取組みをご支援。特に現場のセールスチームを巻き込み、会社HPの他、情報提供プラットフォームのプロモーションに着手しようとしていた。当案件においては、取組みの全体企画と併せて、SNSを活用する上での「情報の危機・リスク管理」と「顧客体験向上による付加価値提供」を両立させるための仕組みやチェンジマネジメントが必要であると判断。当社の母体となる弁護士事務所Bird & Birdと協働し、リスク管理の観点をおさえながら、事業価値に転換できる可能性にアプローチ。

アプローチ

ウェブ上の評価・評判の向上だけでなく、データ保護に関する様々な法令遵守の枠組みを確立することを前提としてプロジェクトをスタート。顧客体験を向上させるために、顧客視点でのプロセスにおいて価値のある情報を洗い出し、自然な形で情報提供可能なSNSを選定。同時に、社内ユーザーであるセールスチームに対して、SNSが有益な顧客価値を生み出す接点になり得ることを説明。さらに、セールスチームによる積極的かつ能動的なSNS活用を目的として、ワークショップを複数回実施。その後、情報提供ウェブ基盤とTwitterアカウントのパイロット運用を開始。顧客データやUGC(ユーザー生成コンテンツ)の管理、及びその仕組みのマネジメントと初期モニタリングを当社にて実施した。

取組成果

パイロット導入の段階で、新規Twitterアカウントのフォロワー100人を獲得。Twitter上で発信した情報のクリック率の向上を実現。また4ヶ月のプロジェクト期間中に約48,000のアクセス数を獲得した上で、目標を上回るセールスを達成。当プロジェクトの結果を受けて、取組みが本格的に導入され、現在も日々改善を繰り返しながら運用されている。