アジア地域での開発・製造・サプライチェーン領域でDXのキックオフサービス領域:デジタルトランスフォーメーション_デジタルオペレーションモデル

案件サマリー

当社がグローバルで様々なご支援を実施してきた日系大手製薬企業におけるDX案件。日本における製造領域のDX推進リーダーよりご依頼頂き、アジア地域の意思決定者(製造事業所長、SCM等機能領域リーダー)を巻き込んで、デジタライゼーションの大きな方向性と具体的な第一歩を踏み出すきっかけを作るためのワークショップをアジアにて実施。当該企業においては、既に日本の製造領域における同様のキックオフをご支援しており、その成果からアジア規模での実施をご依頼頂いた。

アプローチ

ワークショップ参加者が所属する各事業所・部署における情報収集を事前に実施し、「なぜDXが必要なのか」「機会と脅威」「具体的な課題」「今後の進め方」等のアジェンダを設定。さらに参加者のDX理解度を統一するために、開発・製造・SCM各機能領域における他社事例等を活用。当日は、各機能領域を模式化した大きなポスターを囲んで議論(ポストイット等を活用)することで、約40名の参加者全員が主体的にアイデアを創出するセッションをファシリテート。

取組成果

議論が非常に活性化し、高いエネルギーレベルが醸成されたことで、具体的な活動の枠組み・進め方・目標についても合意形成に成功。全体の進捗を揃えることなく、即座に実装に向けての取組みを開始できるアイデアの創出や、アジア全体での各機能領域における取組み整理を実施した。その後も定期的に進捗を確認し、グローバルの中でもデジタライゼーションの進め方におけるベストプラクティスとして参照される取組みとなった。